「声」の方向性を突き詰めるべく、1995年に吉田によって結成されたアカペラ・トリ オ。変拍子&ポリリズムを多用したそのスタイルは、グレゴリオ聖歌から民俗音楽、 ドゥーワップ、ハードコア・スクリーミングまでもカバーし、多彩なアイディアと常 軌を逸した音楽性は、アカペラ・グループのイメ-ジを覆す。人間の声の可能性を限 界まで追求しつつ、全く意味の無い歌詞(ほとんどが「ズビズバ」のみ)とそのあま りにも必死なパフォーマンスで観客を笑いと感嘆のどん底に叩き込み、もはや一般的 な意味での歌唱力というものさえ無意味と化する。メンバーは吉田達也/芝崎幸史/ 高橋秀樹。Ma_ho_Ma_ho_Family Takahashi Hideki
To quest for the vector of “voice,” YOSHIDA formed this a cappella trio in 1995. It covers from Gregorian chant to ethnic music, to do-wop to hardcore screaming, heavily using irregular rhythms and polyrhythm. All sorts of ideas and aberrant musicality overturn the image of a cappella. Pushing the verge of possibility of the human voice, their totally meaningless lyrics and desperate performances throw the audiences into the abyss of the laughter and admiration. It makes the concept of “singing ability” nonsense. “X” is the limited special unit of ZUBI ZUVA for the tour.
bands
ホッピー神山key/ナスノミツルbass/吉田達也drums。2002年1月5日のStar Pine’s Cafeでの即興バンドによるイベントでデヴューする。もともとこの3人は戸川純バン ドのメンバーであり、戸川純のショーの冒頭部分で毎回のように披露していたJazz Rockセッションの内容を、トリオというRock史上最も理想的な編成で「インプログレ」 として独立して演奏した、という経緯を持つ。2003年7月、CDデビューにあたって 「大文字」と改名した。インプロのJazzやアバンギャルドなセッションはあっても、インプロのプログレは未だかつてない新しい試みであり、音楽への刺激的な挑戦である。
大熊ワタル率いる、東欧民謡やクレズマー、チンドンといった世界中の大衆音楽を独 自の視点で昇華したインスト・ミュージックを追及している。吉田は2001年12月から 参加している。
http://www.cicala-mvta.com/
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&v=Ez6p0_M1HiQ
70年代から活動を続けるスウェーデンの伝説的プログレッシヴロックバンド。2002年 から吉田がドラマーとして参加し、スェーデン/ロシア/日本/アメリカなどでライヴを行った。
http://www.youtube.com/watch?v=FM4Eo6hbbzs
http://www.youtube.com/watch?v=xeyxC-lS4Tk&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=8cZ4IkMTWu4&feature=related
JOHN ZORN(sax)とBILL LASWELL(bass)、そしてNAPALM DEATHのドラマーであったMICK HARRISで結成されたハードコア・インプロヴィゼーション・ユニット。2003年FUJI ROCK出演時から吉田達也をドラマーとして迎えている。2004年にはメキシコとワルシャワのジャズフェスティバルにも参加した。YOSHIDA TATSUYA joined with JOHN ZORN’s PAIN KILLER
http://www.youtube.com/watch?v=r6kRXgSH2Ew
http://www.youtube.com/watch?v=Io5PEVqQpn0
ダブル・ユニットの可能性を追求すべく1991年に結成。文字どおり「ルインズ」と 「思い出波止場」の合体バンド。一つのバスドラから両サイドにセッテイングされた 特異な2台分のドラムを使用し、別々の曲の同時演奏・リレー演奏・無音演奏等、数々 のバカバカしくも実験的なアイディアを実践。またアレアの「7月8月9月・黒」や イエスの「危機」といったプログレ大ネタのカヴァーもしている。91年、94年、01年 の3度だけライヴを行っている。
1991年結成。吉田はベースを担当。当初はファンキーなビートを基調としたジャムセッ ション的な音だったが、鍋をつつきながらのミーティングでバンド名を決定してから は、その名前に導かれるように音楽性を確立してゆく。吉田が作曲するリリカルな王 道プログレと脱力系サウンドが同居する作風と城戸弘二の不条理な歌詞が高次元で結 実した2ndアルバムは、吉田自らプログレ・フェイバリット・ベスト10に選ぶ傑作。 メンバーは城戸弘二dr/吉田達也b/勝井裕二vln/鰐好吾郎sax/津山篤gtr/山口 泉key。
サンヘドリン
灰野敬二/ナスノミツル/吉田達也
藤吉 TOHKICHI
2003年カナダのVICTORIAVILLE FESTIVALでデビューをかざり賛否両論を巻き起こした、 藤井郷子と吉田達也のデュオ。
戸川純バンド TOGAWA JUN BAND
80年代その唯一無比の歌唱スタイルで一世を風靡、後の女性ヴォーカルに多大な影響 をおよぼした戸川純。現在ヤプーズと並行してつづけているバンドで、主に70~80年 代の名曲をカヴァー。メンバーは戸川純(vo) Dennis Gunn (guitar) ホッピー神 山(key) ナスノミツル(bass) 吉田達也(drums) WHACHO(per.)。このメンバーによる オリジナルアルバムもついに完成する。
ザ・磨崖仏 THE MAGAIBUTSU
三吉 SUNKICH
ムジカト・ランソニック MUSICA TRANSONIC
菊池雅章 Kikuchi Masabumi SLASH TRIO
聖家族 SEIKAZOKU
1996年6月、津山篤/河端一/吉田達也により突発的に結成。何の打ち合わせもなく すぐレコーディングを開始する。ジャーマン・プログレ、現代音楽、民族音楽、エレ クトロニクスの即興的展開。